グアテマラ共和国の新任駐日大使シャルガイ氏および駐日公使ビル・ラム・パドージャ氏はこのほど、台北駐日経済文化代表処(李逸洋代表)を訪れ、李代表が歓迎した。台湾とグアテマラの友好関係は深く、両国は本年、国交樹立92周年を迎える。李代表は「自由・民主・平和といった普遍的価値を共有している。グアテマラが長年にわたり台湾との国交を堅持し、台湾の国際参加を力強く支持してきたことに感謝します」と表した。具体的には、世界保健機関(WHO)、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)、国際刑事警察機構(INTERPOL)などへの参加支持を列挙した。
シャルガイ大使は「両国の友好関係が長年にわたり発展してきたことを嬉しく思う」と述べ、自身はこれまで6度台湾を訪問し「台湾の民主主義の発展と経済的繁栄に深い印象を受けた」と語った。また、台湾が二国間協力プロジェクトを支援していることに謝意を示し、台湾の揺るぎない友情を高く評価した。
台湾とグアテマラの半導体産業協力の深化について李大使は、昨年6月にグアテマラのアレバロ大統領が就任後初めて訪台し、頼総統とともに「半導体協力に関する意向書」に署名したことを紹介した。これにより半導体人材育成計画が推進され、すでに28人のグアテマラの若手専門人材が台湾で研修を受けていると述べた。

さらに李大使は、台湾が半導体サプライチェーンにおいて重要な役割を果たしていることに言及し、TSMC(台湾積体電路製造)は世界第6位の時価総額を誇り、日本・九州の熊本にも工場を設置し、地域のサプライチェーン強化に貢献していると説明した。
シャルガイ大使は、アレバロ大統領が就任後、「チップの道(Ruta del Chip)構想のもと半導体産業を積極的に推進している」と述べ、台湾の経験を学びながらハイテク産業を発展させたいとの期待を示した。また、在グアテマラ台湾大使館が関連協力案件を積極的に推進していることに感謝の意を表した。
李大使はさらに、20年以上前にグアテマラのマヤ文明遺跡ティカル(Tikal)を訪問した思い出に触れ「歴史あるマヤ文明に深い敬意を抱いた」と述べた。同遺跡は1979年に世界自然・文化複合遺産に登録され、かつてマヤの政治・経済・軍事の中心地であり、高くそびえるピラミッド神殿や宮殿群を有している。
また李大使は、グアテマラ産コーヒーが台湾で広く愛されており、同国は台湾にとって第四位のコーヒー供給国であることに言及し「グアテマラの高品質な農産品が高く評価されている」と述べた。さらに、両国は医療衛生、農業技術、教育・文化分野においても緊密に協力しており「今後も産業協力の強化とパートナーシップの深化に期待する」と語った。
シャルガイ大使は、台湾と日本の関係が良好であることを承知しており「台湾の駐日代表は常に経験豊かな重鎮政治家が務めている」と評価した。任期中、李大使と友好的な関係を維持し「台湾・日本・グアテマラ三国の関係をともに推進していきたい」と述べた。
なお、シャルガイ大使は2月2日に着任した職業外交官。これまでにインドネシア大使(兼シンガポール、マレーシア、ブルネイ、東ティモール大使およびASEAN代表)、モロッコ大使、ノルウェー大使(兼デンマーク大使)、韓国大使などを歴任し、グアテマラ外務省では儀典局長などの要職も務めた。2010年には台湾立法院より「国会外交友誼章」を授与されている。






















































